限界は祝福であり、呪縛や罰ではない

私が理解するようになったのは、

限界

私の神よ、私の限界は、

人間であると言うこと

それは、

あなたが作った境界線

あなたが作った境界線

あなたが作った境界線

あなたが作った境界線——


私の知恵は限られている

私は理解していない

多くのものを

あなたは時に私を、

混乱させたままにする

私はいつも足りない者で、

ただ驚かされる

謎に次ぐ謎

謎に次ぐ謎

謎に次ぐ謎

謎に次ぐ謎——


あなたが知っていることの多くは、

私にとって未知のもの

私の知恵の始まりは、

あなたを畏れること

多くの、そして多くの、

私の知らないこと

もし私に知恵があるとすれば、どこから来るのか

それはあなたから来る


私には時間の限界がある

私は一週間に10日すごすことはできない

私は一ヶ月を50日にすることはできない

私は一年に500日を経験することはできない

私の時間は、朝と夕方にしばられている

振り返る過去があり、

つかの間の現在がある

待ち受ける未来があり、

刻一刻と迫る時間から、

逃れることはできない

刻一刻と

刻一刻と

刻一刻と

刻一刻と

時間が流れていく——


あなたには、そのような時間の制限はない

時を超える主であるあなたが住まわれるのは、

永遠という今

過去もなく

現在もなく

未来でもない

時間の制限に縛られることなく、

私の安息はあなたにある


私には力の限界がある

私が常に直面するのは、

自分の弱さ

身体と魂の弱さ

力の限界

力の限界

力の限界

力の限界——


私に多くあるのは、

私に出来ないこと

私には不可能なことがたくさんある

もし私に力があるとすれば、

それはあなたによって私に注がれたもの

私は弱さの寄せ集めであることを、

へりくだり、告白する

これらが支えられているのは、

ただ神の恵みによる


私には正しさの限界がある

私はただの一日も、完全な日を過ごしたことがない

私は純粋で混じりけのない動機を、

持ったことがない

私の道徳心は、

汚れのないものとはほど遠い

私の心は迷いやすく、

迷いによって力が奪われる

もし私に正義があるとすれば、それは、

あなた

私はあなたに従うことを誓っている

あなたの聖さのうちに

しかし、私はいつもあなたの聖なる栄光に、

及ぶことがない

告白につぐ告白

告白につぐ告白

告白につぐ告白

告白につぐ告白——


私は理解に至った

それは、

自分の限界は

恵みであると

呪縛や罰ではない

私の限界は、私を送り込む

あなたの恵みのみ腕の中へ

私の限界は

あなたへの喜びに導く

私の限界を意識することは、

あなたを思い出すことへ

私の限界は、

私の自立という幻想をあばき出す

私の限界は、

私の自慢話を黙らせるために働く

私が私の限界を嘆くとき、

私はあなたを祝うことになる

私の限界は不名誉な現実、しかし、

それゆえに、

私はあなたをあがめるようになる

あなたの栄光のゆえに

あなたに再び駆け寄る

あなたに再び駆け寄る

あなたに再び駆け寄る――


私に希望が持てないからこそ、

あなたに希望を抱くようになる

私には限界がある

けれど、私は落胆しない

あなたは私に会いにくる

おろかな私に

あなたは私に近づく

罪の中にいる私に

あなたは私を支える

弱い私を


あなたは私に安息を与えてくださる

安息を——


私の希望はあなたのうちに

私の希望はあなたのうちに

私の希望はあなたのうちに

私の希望はあなたのうちに――


"その啓示のすばらしさのため高慢にならないように、私は肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高慢にならないように、私を打つためのサタンの使いです。

この使いについて、私から去らせてくださるようにと、私は三度、主に願いました。

しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

ですから私は、キリストのゆえに、弱さ、侮辱、苦悩、迫害、困難を喜んでいます。というのは、私が弱いときにこそ、私は強いからです。" 

第二コリント12:7-10(2017年版)


God bless.

ポール・デービッド・トリップ


振り返りの質問

1. 私たちは、人間の限界を悲しむ傾向がありますが、本当はそれを神様にもっと頼る機会として受け入れるべきです。次に自分の限界に直面した時、どのように対応すれば、神様は弱さの中にいるあなたと出会ってくださいますか?

2. 最近、本当に弱いと感じたのはいつですか?その時、あなたは神様の力を求めて祈りましたか?それとも、ただ自分の力を出そうとしましたか?

3. もし、1日の時間がもっとあったら、あるいは1週間のうちもっと日数があったら、あなたはどうしますか?次に時間の限界を感じた時は、神様にはそのような限界がないことを思い出し、神様をあがめほめたたましょう。

4. 自分の限界は最大の問題ではなく、自分の強さに対する妄想です。今日、あなたはどのように自分の限界を受け入れ、神様の強さを求めることができますか?


STEPS

福音によって心が変えられる 聖書カウンセリングのプログラム